賀屋牧場について|賀屋牧場

大原湖を中心に大自然が広がる山口市徳地エリアは、夏は涼しく、冬には雪が積もる、非常に過ごしやすい場所です。
日本初の「森林セラピー基地」として注目されています。
特有の歴史文化と自然が残る“魅力的な田舎” 平安時代、国家的な大事業・東大寺再建のため、良材を探し求めた重源上人がたどり着いたのが、この徳地地域です。

賀屋牧場で使用している飼料（牛たちのごはん）は、一般的な飼料に加えて、トウモロコシや麦だけでなく、うどんや蕎麦といった麺を混ぜて発酵させた「発酵飼料」を使用しています。この飼料は繊維質や栄養価が豊富であり、牛たちの健康と栄養摂取をサポートしています。
混ぜている麺は、近隣の製麺所が廃棄する材料を活用しています。これにより、食品産業の副産物を有効に利用することで廃棄物の削減に寄与し、環境保全に貢献しています。

徳地和牛の特徴は、その風味豊かな味わいと特異な脂身の性質にあります。脂身が常温で溶けるほどの低い融点を持ち、また固まる速度が遅いという特性は、徳地和牛の魅力の一つです。これにより、肉を口に入れると舌の上で、脂身が溶けて旨味が口の中に広がります。身が口の中でゆっくりと溶けるため、肉の食感が滑らかで、口当たりが良く肉を噛むことなく口の中でするりと溶けていく感覚が楽しめます。また、脂身がゆっくりと溶けることで、旨味が時間をかけて広がります。これにより、一口食べただけでも長い余韻が残り、肉本来の風味と旨味をじっくり楽しむことができます。